2016年出演者プロフィール
森知英（ピアノ）
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学大学院修士課程修了。高校２年在学中第５５回日本音楽コンクール（毎日新聞社主催）入選。１９８９年第８回ベートーヴェン国際ピアノコンクール第４席入賞。１９９５年第１３回ショパン国際ピアノコンクールに日本代表として派遣、デュプロマを得る。日本ショパン協会第１８４回例会、日本経済新聞社主催リサイタル、ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール日本委員会主催リサイタルなど各地でリサイタルに出演。室内楽奏者としてもリサイタル出演・NHK=FM出演など多数、また教育方面での活動も多い。「ベートーヴェンピアノソナタ全３２曲演奏会」をはじめ毎年様々な自主企画でもコンサートを継続している。
新日本フィル、フランツ・リスト室内管弦楽団、東京都交響楽団、東京シティフィル、ポーランド国立クラコフ室内管弦楽団などと共演。吉田見知子、田村宏、小林仁、故ハリーナ・チェルニー＝ステファンスカの各氏に師事。
冨沢由美（ヴァイオリン）
茨城県出身。東京藝術大学卒業後、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学に留学。ベストプレイヤーズ・コンテスト部門優秀賞。茨城県新人賞受賞。ワイマール、 ハノーファー、草津音楽アカデミー各講習会に参加。草津マスタークラスでは受講生より選抜され、草津フェスティバルオーケストラと共演。これまでに宮内洸、山岡耕作、サシコ・ガブリロフ、エーベルト・フェルツ、トマシュ・トマシェフスキーの各氏に師事。現在フリーのヴァイオリニストとして、また後進の指導にも積極的に行っている。横浜シンフォニエッタ・メンバー。
岡田紗弓（ヴァイオリン）
４歳よりヴァイオリンを始める。東京芸術大学を経て、東京芸術大学大学院修了。Spica Quartetのメンバーとして、第１０回大阪国際音楽コンクール アンサンブル部門第１位。併せて審査委員長賞受賞。
2009年、藝大シンフォニーオーケストラのメンバーとしてドイツ公演に参加。これまでに森下幸路、山口裕之、臼木麻弥、浅井万水美、林智之、澤和樹、永峰高志、松原勝也の各氏に師事。
臼木麻弥（ヴィオラ）
さいたま市出身。10歳よりヴァイオリンを始め15歳でヴィオラに転向。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学を経て同大学院修士課程を修了。在学中、東京芸術大学同声会主催「新卒業生演奏会」に出演。また、国際交流基金の派遣により、Alberi String Quartet のメンバーとしてインドネシア、タイへ演奏旅行を行う他、大学内「室内楽定期演奏会」等に出演。今までにヴァイオリンを米原 豊、守岡 輝、浅井千裕、沢 和樹、ヴィオラを故浅妻文樹、川崎和憲に、室内楽を田中千香士、岡山 潔、山口裕之の各氏に師事。
2002年から2007年まで安田弦楽四重奏団のヴィオラ奏者を務め、現在、Alberi String Quartet、さくら弦楽四重奏団のメンバー。2011～14年東京藝術大学弦楽科非常勤講師。室内楽をはじめ、国内オーケストラのゲスト首席奏者など、幅広く活動をしている。
西山健一（チェロ）
長野市出身。13歳よりチェロを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校を経 て東京芸術大学卒業。在学中にアカンサス音楽賞受賞。また芸大オーケストラとブロッホの「シェロモ」を共演。東京藝術大学大学院在学中にＮＨＫ交響楽団の オーディションに合格し、2003年入団。第４回全日本ビバホールチェロコンクール入賞。これまでに菊地知也、河野文昭、マーティン・レーア、クリストフ・ヘンケル、フィリップ・ミュレールの各氏に師事。また、05年９月より１年間、ドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。現在オーケストラの他に、双子の弟（Ｎ響コントラバス奏者）とのデュオ「Duo Twins」やピアノトリオ「Schaffen Trio」のメンバーとして活躍。また、「Musik Becher」と題し、編成自由な室内楽のコンサートも企画している。
林秀（ピアノ）
岩手県花巻市出身。東京音楽大学器楽部器楽科（ピアノ）卒業。第57回岩手県芸術祭にて芸術祭賞を受賞。第12回日本クラシック音楽コンクール全国大会にて入選。毎夏行われるNHK交響楽団員による「しずくいし夏の音楽祭」にて伴奏助手をつとめる等の演奏活動のほか、「林秀のピアノ教室」にて後進の指導にあたる。宮沢賢治学会事務局勤務。
林智之（ヴァイオリン）
ヴァイオリンを海野義雄、澤 和樹、Ｇ.ボッセ、岡山 潔、林 靖子の各氏に師事。東京藝術大学附属音楽高校、同大学を経て、1996年東京藝術大学大学院修士課程修了。92,94,2003年フィンランドのクフモ室内音楽祭サマーコースに参加、Ｚ.ブロン、Ｅ.コヴァチッチ、C.チェロフセクの各氏に師事。 94年９月国際交流基金の派遣によりインドネシアでのジャカルタ国際音楽祭およびタイにてAlberi String Quartetとして演奏、好評を博す。これまで東京ゾリステン、関西フィル、佐賀大学管弦楽団、かささぎ室内合奏団、岩手大学管弦楽団などと共演（岩手大学管弦楽団とは93年〜2005年トレーナー）。93年〜95年４月まで、安田謙一郎弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者を務める。在京オーケストラのゲスト首席奏者を務めた後、97年３月NHK交響楽団に入団。2002年９月より１年間、文化庁在外研修派遣員としてウィーン市立音楽院に留学、Thomas Christian氏に師事する。2003年、東京と茨城県古河、2004年,2013年,2014年京都、2006年,2011,2014年岩手県にてリサイタル開催。Alberi String Quartet、彩弦楽四重奏団、カンマーフィルハーモニーひろしまメンバー。洗足学園音楽大学非常勤講師。
しずくいし夏の音楽祭主宰。
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