第6回 2010年プログラム


シューマン&ショパン生誕200年を記念して


2010年8月6日(金)~8日(日)

ラ・ラ・ガーデンホール

主催/しずくいし夏の音楽祭実行委員会
後援/雫石町教育委員会,岩手日報社,盛岡タイムス社,IBC岩手放送,情報紙游悠,B&Bホテル アルカディア

出演


鈴木理恵,ピアノ
林智之、冨沢由美,ヴァイオリン
臼木麻弥,ヴィオラ
西山健一,チェロ
山根孝司,クラリネット(N響クラリネット奏者)

8月6日(金)午後7時開演


モーツァルト:弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 K.159(林、冨沢、臼木、西山)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.95 「セリオーソ」(林、冨沢、臼木、西山)
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47(鈴木、林、臼木、西山)

オープニングは毎回モーツァルトの弦楽四重奏曲、第2回目より順番に取り上げて今回は第6番(第4番は欠番ですが)、モーツァルト17歳の時のフレッシュな作品です。そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲「セリオーソ」、昨年の「ハープ」に続いてベートーヴェンの中期弦楽四重奏曲。短いけれども内容の濃い曲です。
メインはシューマン・イヤーに相応しくピアノ四重奏曲、名曲中の名曲。



8月7日(土)午後7時開演

 
シューマン:幻想小曲集 op.73 (山根、鈴木)
シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 op.41-3 (林、冨沢、臼木、西山)
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 op.115(山根、林、冨沢、臼木、西山)
クラリネット:山根孝司(N響クラリネット奏者)
2日目は恒例のゲストを交えてのプログラム、クラリネットの山根孝司氏が登場。

クラリネットとピアノの二重奏でシューマンの幻想小曲集。3曲しか書かなかった弦楽四重奏曲から第3番、これも素晴らしい作品だけど難しい。そしてシューマンと公私共々親交の深かったブラームスのクラリネット五重奏曲。かなりディープなプログラム。



8月8日(日)午後2時開演


ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 op.76-3 「皇帝」(冨沢、岡田紗弓、臼木、西山)
ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 op.48-1
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23(鈴木)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415(鈴木、林、冨沢、臼木、西山)

ショパンも生誕200年、室内楽作品が少ないので、ピアノ独奏で2曲。またハイドンの「皇帝」は第2楽章が現在のドイツ国歌になっているので有名ですが、他にも隠されたキーワードが…。これは東京芸大3年生の岡田紗弓さんがヴァイオリンを担当します。最終日のメインはいつもピアノ五重奏です。今年はモーツァルトのピアノ協奏曲第13番。一度弾いてみたかったとても素敵な曲です。